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英語e-learning利用レポート「TOEIC® Official Learning and Preparation Course(TOEIC® OLPC)」
工学部2年 内山巧 (2015年10月時点)
グローバル理工人育成コースは、英語力向上支援の一環としてe-learningの無償学習機会を提供しています。
過去に、OLPCを受講した所属生の学習レポートをご紹介します。(本レポートは、2015年10月に寄稿されたものです。)
1. 受講しようと思った理由、きっかけ
学部1年の時、大学でTOEIC® IPテストを受ける機会があり、その時のスコアは625点でした。英語に少しは自信があったのですがそれほど高い点数でもなかったので、少しショックを受けました。その頃e-learningの募集を知ったので、申し込んで受講しました。e-learningで3ヶ月勉強してから再度TOEICを受験したところ、715点になりました。3ヶ月という短期間の割には点数が伸びたものの、グローバル理工人育成コースの修了要件である750点をクリアおらず、悔しい思いをしました。今回またe-learningの募集があることを知り、リベンジしようと思って再度申し込みました。
2. 自身の活用方法
私は夏休みが始まるまでは週に最低1、2回(週当たり30から60分程度)は学習しようと心掛けていました。日曜日に学習することが多かったと思います。夏休みが始まり、すぐはサークルの合宿があって手を付けられませんでしたが、合宿が終わってからTOIECの受験日まで、ほぼ毎日学習しました。忙しい日でも寝る前には必ずやると決めていました。また、e-learningの教材とは別に、高校時の文法の教科書を併用しました。それ以外は、リスニング力やリーディング力の向上のみならず単語やイディオム含め、ほとんどをOLPCの教材に頼っていました。あと、問題量が非常に豊富なので、重要なところから解いていくのもいいと思います。かなり時間を費やしましたが、全部の問題は終えることができませんでした。中でも、リスニングとリーディングとテスト系はすべて終えましたが、文法やスピーキングはほとんど学習しませんでした。
3. 受講前後の変化
一番の大きな変化はやはりスコアが伸びたことです。前述の通り、学部1年6月は625点でしたが、1回目のe-learning受講後は725点に上がり、今回の結果は850点でした。英語の単位免除には届きませんでしたが、かなり達成感の得られる点数で純粋にうれしかったです。これからは、せっかく取れた点数を最低限落とさないようにはしていこうと思います。また、英語に関して自信がつきました。これからはより積極的に英語に触れていこう、という前向きな気持ちになれました。リスニング力がかなりついて、今回495点中470点となり、英語のYouTubeなどを見ても少しわかるようになりました。
4. OLPCのおすすめポイント
グローバル理工人育成コースのe-learning全般の利点は、やはり純粋に英語の実力が伸びる、かつ無料なので、こんな恵まれた機会はないと思うので是非使うべきでしょう。また、普通にやっていればTOEIC受験がついてくるので、実力が確認できるのもいいと思います。いいスコアを出したいと思うことが、高いモチベーションを維持できたと思います。
OLPCならではのポイントとしては、TOEICのスコア向上を第一に作られていて、OLPCとは別に単語帳や問題集を買って勉強する必要がないことです。素直にこつこつやればその分だけスコアが伸びると実感しました。本当に、リスニングの音声だけではなく、文章の内容や使われている単語等も本番のTOEIC試験とそっくりであり、模試を毎日少しずつ解いている感覚でした。期間の途中で、本物と同じ構成の模擬試験もあり、これによって実力が上達していっていることが実感できるのも良かったと思います。
5. 受講にあたってのアドバイス
スコアが伸び悩む、スコアを取らなければならないプレッシャー、飽きる、時間が取れない等、大変なことも沢山あるとは思います。ただ楽にTOEICの点数が取れるようならば、TOEICの点数に価値はありません。苦労しなければ取れないからこそ、そのことに価値があると思います。これからe-learningを受講する皆さん、グローバル理工人育成コースに所属する皆さんは、ほかの人たちよりも何倍もやる気はあると思います。その気持ちを忘れずにこつこつ受講し続ければ、必ず結果はついてくるはずです。私のように一回の受講で750点に届かないかもしれません。それでも努力し続ければ、皆さんが納得いく点数が取れると思います。OLPCは、それを助ける優れた手段だと思います。この事を頭の片隅にでも置いていただき、モチベーションが低くなった時に軽く思い出してくれれば幸いです。