留学レポート

世界で学ぶ東工大生

フィリピン超短期海外派遣プログラム(2020春)ショートレポート

2020年3月31日

  • アジア
  • フィリピン
  • 3カ月未満
  • グローバル理工人育成コース 超短期海外派遣プログラム
  • デラサール大学
  • フィリピン工科大学

2020年の春休みに実施したフィリピン超短期海外派遣プログラムの参加者によるレポートです。
(報告者:学部1年生/環境・社会理工学院 )


フィリピンの超短期派遣プログラムには、学部1年生から修士2年生までの15名が参加し、首都マニラで10日間過ごしました。

(今回のプログラムは、新型コロナウイルス感染症等の影響があり、本来の活動予定の変更が生じ、企業訪問は中止となりました。)

 

デラサール大学の見学とマニラの名所めぐり

フィリピン滞在はじめの4日間はマニラ市内や近郊の名所などをめぐりました。初日はお昼過ぎにマニラのニノイ・アキノ国際空港に到着し、近くのフィリピン料理のレストランで夕食をとりました。2日目は後に英語の特別授業を受けることになるデラサール大学の施設見学をしました。大学とは思えぬほどに広く、カフェや仮眠を取れるスペースもある図書館や土木実験室などを見学しました。3日目はタガイタイという避暑地に行く予定でしたが火山噴火の影響で行き先を変更し、ビラエスクデロというマニラから車で4時間ほどのところにあるリゾートでプールや伝統ショー、カヌーなどを楽しみました。2月下旬でもフィリピンは夏のように暑いためプールがとても気持ち良かったです。そして4日目はイントラムロスという歴史地区を訪れました。ここではスペインによる植民地支配の歴史やキリスト教の文化について学び、フィリピンについてより一層理解を深めることができました。

ビラエクスデロでの集合写真

 

英語学習と現地学生との交流

5日目以降は、午前はデラサール大学の英語特別授業を受け、午後は通常授業を現地の学生と一緒に受けさせてもらったり、フィリピン工科大学やミュージアムを訪れました。フィリピン工科大学では日本と東工大について互いに紹介し合った後、フィリピン滞在中に練習したダンスをみんなで披露し、現地の学生もダンスやゲームなどで私たちを歓迎してくれました。英語で海外の人とコミュニケーションをとるという経験は多くなかったので、初めは不安もありましたが、現地の学生は面白くとてもフレンドリーに話してくれたのですぐに打ち解けることができました。そこで仲良くなった学生たちと後日一緒に夕食をとることができ、さらに交友を深められ、とても嬉しかったです。また、フィリピン工科大学では、学生が先生の誕生日ケーキを用意してお祝いする機会にも参加させてもらい、先生と学生との距離が近いことも印象的でした。

フィリピン工科大学での交流会の様子

デラサール大学での集合写真

 

ユニカセとJICA訪問

ユニカセとJICA訪問ではフィリピンで活躍する日本人の方にお話を聞くことができました。ユニカセとはフィリピンの恵まれない環境下にいる子どもたちの自立を支援するための団体です。今回、私たちはそのような子どもたちの雇用創出のためにフィリピンでレストランを経営する中村さんのお店を訪問しました。ユニカセレストランで食事をいただきながら、フィリピンの貧困層の子どもたちが自分で強く生きることができるようになることを願って懸命に努力されている姿に心打たれるとともに、大切なことを学びました。JICA訪問ではフィリピンでどのような支援を行っているのか、今後どうしていきたいかなど、現地でしか聞くことができないお話をたくさん聞くことができ、国際協力について考える良い機会となりました。

ユニカセレストランを訪れたときの記念写真

 

最後に

たったの10日間という短いプログラムでしたが、その中でのたくさんの出会いは私にとってとても価値のあるものとなりました。現地の学生や現地で活躍する日本人、そして留学メンバーとの出会いは刺激的で、文化や考え方の違いがすごく新鮮に感じられました。そして、日本とはまったく違った環境で過ごすことにより、当たり前だと思っていたことが世界の当たり前ではないということに気付かされました。今回のプログラムでは新型コロナウイルスの影響などで予定の変更が何度かありましたが、さまざまな人と出会い、さまざまなことを考えることができ、とても良い経験になったと思います。

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