留学レポート

世界で学ぶ東工大生

スウェーデン超短期海外派遣プログラム(2018夏)ショートレポート

2018年10月16日

  • ヨーロッパ
  • スウェーデン
  • 3カ月未満
  • グローバル理工人育成コース 超短期海外派遣プログラム
  • スウェーデン王立工科大学
  • リンシェーピン大学
  • ウプサラ大学

2018年の夏休みに実施したスウェーデン超短期海外派遣プログラムの参加者によるレポートです。 (報告者:学部1年生/6類 )


1 プログラム概要

9泊12日でスウェーデンの複数の大学および、研究室や企業の訪問や講義の受講、学生交流など、短期間で様々なことを体験できるプログラムです。

2 訪問場所について

2-1 スウェーデン王立工科大学(KTH)
施設は古くからある赤煉瓦の建物、現代的な洗練されたデザインの建物など様々でした。ちょうど新入生を歓迎する学生交流イベント(Pub-Crawl)が開かれており、私達も特別に参加させてもらって楽しむことができました。活発な学生たちが主体的に大学を運営している印象を受けました。

2-2 ウプサラ大学

⑴ 大学の様子
ウプサラは学園都市であり、大学の施設が街の中に点在していました。北欧最古の大学と知られるだけあり、大学の施設とは思えないほど、厳かで豪華な建物には息を飲むばかりでした。

⑵ Ångström研究所
ここの研究所では、3Dプリンタを使用している研究のブース、VR体験のブース、教授の出すお題を、LEGOを使って自由に作るというブースで体験をしました。新しい技術に触れることができました。

⑶ Battery Center
北欧最大級のリチウムイオン電池の研究所で、より安定的な電池の研究と開発をしています。様々な状況下での実験が可能で、世界中から学生が集まってくる理由も納得の充実した実験器具が揃えられていました。

2-3 リンシェーピン大学
⑴ 大学の様子
新しく、自然豊かで広々とした居心地の良いキャンパスでした。学生が主体となって活動する団体もあり、活発な印象を受けました。日本語専攻の学生や日本への留学経験のある学生と交流もできました。

⑵ 研究室
タンパク質の構造解析を行う研究室の見学と、学内の施設の見学に行きました。タンパク質の構造解析の手順や、NMRについて説明してもらい、実際に実験機器を見学しました。学内の施設は素材のサンプルが置いてあるライブラリや、3DプリンタやVRの施設、工作室など、学生が自由に使える施設が充実していました。

2-4 SciLife Lab(カロリンスカ研究所)
DNA解析、RNA研究、ミクロな流体サンプルのコントロールや分離、分析などをしていました。ガラス張りの実験室、いたるところにある実験研究の過程や結果を示すディスプレイなど、雰囲気も良くとても良い職場だと感じました。

2-5 KTH Alvanova
ナノスケールのものの製作や計測のための機器を扱う研究室と、主にガン治療に関するタンパク質工学の研究室を訪れました。前者の研究室では、精密機器を扱うために白衣・キャップ・サンダルに着替えて見学をしました。

2-6 Atlas Copco
本社の地下にある、元々は坑道として使われていた地下施設で企業の概要や、環境保全などに関する取り組み、働き方の説明を受けました。重機などの機械を世界で販売しているこの会社の製品の展示もありました。私たちの知る日本での働き方との差に驚かされると同時に、企業の業績だけでなく、従業員、社員の生活を思いやる会社の理念はとても重要であると思いました。

2-7 Ericsson
情報通信の会社で新事業の立ち上げや、いまのビジネスエリアについて説明をいただいきました。目まぐるしく進化するこの分野で結果を出している企業の方のお話を聞き、革新的な物事を創り出すことの大変さ、楽しさを垣間見た気がして、新しいことに挑戦したい、という意欲を掻き立てられました。

3 感想

このプログラムには1~4年のそれぞれ別々の学院、系、類の人が集まりました。学生交流、企業の方の説明など英語のスキルはバラバラでしたが全員がこのプログラムで充実した時間を過ごすことができたと思います。大学の様子やライフスタイル、街の様子、食事など、現地に行かなければ分からないことがよく知れました。長期留学を考えている人や海外の様子を知りたい人などにお勧めできる、東工大だからこそ出来る貴重な体験ができました。

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