留学レポート

世界で学ぶ東工大生

シンガポール・マレーシア超短期海外派遣プログラム(2023春)ショートレポート

2023年4月17日

  • アジア
  • シンガポール
  • マレーシア
  • 3カ月未満
  • グローバル理工人育成コース 超短期海外派遣プログラム
  • シンガポール工科デザイン大学
  • マラヤ大学
  • 南洋理工大学

2023年の春休みに実施したシンガポール・マレーシア超短期海外派遣プログラムの参加者によるレポートです。
(報告者:学士課程3年生/生命理工学院 生命理工学系)


 

1.  プログラムの概要

本プログラムは、東京工業大学の代表的な教育プログラムである「グローバル理工人育成コース」の一貫として行われる、超短期海外派遣プログラムと呼ばれるものの一つです。超短期海外派遣プログラムと呼ばれるものはいくつかありますが、私たち14名は『AOTULE シンガポール・マレーシア』への派遣学生として、35日から16日まで、シンガポールとマレーシアを訪れました。今回のプログラムでは、現地の大学と企業を訪問し、現地の学生や社員の方々と交流することにより、海外への知見を高めるためだけではなく、将来の長期留学や海外勤務へのイメージをつかむことを目的としています。

 

2. 大学訪問

シンガポールでは、シンガポール工科デザイン大学と南洋理工大学の二つを、マレーシアではマラヤ大学を実際に訪問しました。大学訪問では、研究室といった大学施設への訪問や現地学生との交流に加え、東工大や日本の文化などをテーマとしたプレゼンテーションを行いました。

シンガポール工科デザイン大学では、最先端の3Dプリンターがたくさん置かれている研究室に訪問しました。私自身も何回かものつくりセンターにて作業を行ったことがありますが、ここまで多くの機械があることには驚きました。

南洋理工大学では、量子力学といった最先端の研究を行う研究室のみではなく、Chinese Medicine Clinicといった東洋医学の治療を行っている薬局のような場所まで見学することができました。また、東工大から南洋理工大学に留学なさっている古橋さんに、留学についてのお話を伺ったり、研究室を案内してもらったりしました。南洋理工大学の広大な敷地と整った研究設備に圧倒されました。

図1. 南洋理工大学の研究室の様子

 

マラヤ大学では、様々な分野の研究室のみではなく、「知識の森」と呼ばれる国立公園さながらの庭園や、アジアの美術品などを展示した美術館などを案内してもらいました。「知識の森」では様々な植物の生態を、美術館では美術品にまつわる歴史まで、専門の方が詳しく教えてくださいました。このような施設は東工大にはなく、とても新鮮でした。

プレゼンテーションも各班どこも工夫を凝らした発表を行いました。現地の学生も楽しんでくれて、色々と東工大や日本のことを聞いてくれて嬉しかったです。

図2. マラヤ大学で行った、東工大生によるプレゼンテーションの様子

 

3. 学生交流

どの大学の学生も、みんな明るく接してくれました。

シンガポール工科デザイン大学や南洋理工大学では、日本語を学んでいるクラスや日本語クラブに所属しているところにもお邪魔しました。私たち東工大生は英語をしゃべり、向こうの学生は日本語をしゃべっているという中でしたが、楽しくコミュニケーションをとることができてよかったです。

マラヤ大学では、昼食の時間から午後の見学を共にし、夜は街中の屋台で一緒にご飯を食べるほど親しい間柄となりました。

図3. マラヤ大学の学生とともに屋台で夕食を食べている様子

 

4. 企業訪問

シンガポールではAGCアジアパシフィック株式会社、マレーシアではマレーシアパームオイル庁という政府機関と島津製作所の現地工場を訪問しました。

AGCアジアパシフィック株式会社や島津製作所では、会社の紹介を聞いたり展示室や工場を案内してもらったりするだけでなく、日本人の駐在員の方や現地社員の方と、将来の研究や海外赴任について色々とお話をする機会をもらえました。

図4. AGCアジアパシフィック株式会社で説明を受ける様子

 

マレーシアパームオイル庁では、マレーシアにおけるパームオイルの生産の歴史などを紹介したギャラリーと、小さいながらパームヤシの畑を見学しました。

実際に海外に勤務している方のお話を聞くことは貴重な機会であり、海外勤務に必要なことや海外勤務の魅力などを知ることができたと思います。

図5. マレーシアパームオイル庁管轄のパームヤシ畑の様子

 

5. シンガポール・マレーシアでの生活

シンガポールでは、現地ジャーナリストのSwee Linさんによる歴史についてのタウンウォークが行われました。多民族・多国籍国家と言われるシンガポールの歴史について学ぶ機会となりました。それ以外にも、プログラム中には自由に過ごせる時間があり、各々観光や食事を楽しんでいました。同じ東南アジアという一つの地域にくくられてはいますが、シンガポールとマレーシアは別の雰囲気を持ち、様々な文化や風習に触れることができたのもこのプログラムの魅力的なところです。

図6. Swee Lin氏によるタウンウォーク

 

 

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