留学レポート
世界で学ぶ東京科学大生エストニア アントレプレナーシップ・グローバル海外研修(2025夏)ショートレポート
2025年11月11日
- ヨーロッパ
- エストニア
- 3カ月未満
- アントレプレナーシップ・グローバル海外研修
- タルトゥ大学
- タリン工科大学
2025年の夏休みに実施したアントレプレナーシップ・グローバル海外研修(エストニア)の参加者によるレポートです。
報告者:情報理工学院情報工学系2年
1. プログラム概要
私は8/28~9/12のおよそ二週間、合計九人の留学メンバーと共にエストニアに短期海外研修へ向かい、ソーシャルアントレプレナーシップについて学びました。
※ソーシャルアントレプレナーシップ(起業家精神)とは
一言で説明するのは難しいですが、特に起業するにあたって重要とされる知識とマインドセットによって、社会問題を解決しようとする精神のことだと私は解釈しています。
2.プログラムの内容と感想
二週間の留学プログラムのうち、前半の一週間はVIVITAと呼ばれる教育・交流施設を拠点に、現地の学生を中心とした人々との交流を行いました。次いで、後半の一週間はタリンに加えエストニア内の主要地域であるサーレマー島、タルトゥへ赴くことで直接エストニアの人々が何を重要視して、起業家精神に活かしているのかといった知見を深めました。
その二週間中の出来事を簡潔に私の感想と共にいくつか紹介します。
9/3(水), 9/4(木) 現地の学生向けにワークショップ
9/1と9/2の二日間の準備を経て、二日間現地の学生向けにワークショップを行いました。
9/3は、現地のMURG高校の学生約20人を対象に、日本の文化である折り紙を用いてある具体的な問題を解決するということをテーマにしたワークショップを開催しました。
9/4は、VIVITAにて現地の小学生を中心に、トントン相撲に関するワークショップを開催しました。
準備期間が短くワークショップ開催まで一筋縄では行きませんでしたが、現地の学生と仲良くなれたのはもちろんのこと、このタイミングで留学メンバー同士の距離も大幅に縮まり、ワークショップが上手くいったことを実感しました。
↑ MURG高校の学生に折り紙のワークショップを行っている様子
9/5(金) 中間プレゼンテーション
『エストニアにおける一週間の経験を通じて感じたソーシャルアントレプレナーシップについて』というテーマでメンバー各々が10分のプレゼンテーションを行いました。夜はワークショップが上手くいったことを祝して、メンバー九人が泊まっている宿の一室で親睦会を兼ねた祝賀会を行いました。
9/9(火) サーレマー島視察
タリンから約三十分のフライトを経てサーレマー島へ向かい、歴史的建造物の見学やサーレマー高校、市役所への訪問を行い、その後は解散し各々島内部での自由行動を行いました。サーレマー高校の視察において、当然のことながら日本の学校との違いはいくつも感じましたが、その中でも印象的なのは学生同士の交流を促進させるような設計になっているという点でした。ところで起業家精神の中で大切なものは様々ありますが、その中でも”協調性”、あるいは”仲間を信頼すること”がよく挙げられます。そのため、エストニアの国民が持つ起業家精神は、ここに由来しているのかもしれないと感じました。
9/11(木) 学術都市タルトゥ視察
タルトゥ大学の一部研究機関及び、学術都市タルトゥの視察を行いました。エストニア内でも有数の研究力を誇るタルトゥ大学は、”sTARTUp day”と呼ばれる投資家、スタートアップ関係者が集まるイベントを毎年企画していることで有名ですが、大学関係者のプレゼンテーションを聴講して、及び大学構内を歩いているだけでも、このスタートアップによる活気を存分に感じることが出来ました。
↑ 生物系の研究室を見学してる様子
9/12(金) 最終プレゼンテーション
二週間のエストニア留学を通して学んだことを活かして、様々な社会問題に直面している奈良県宇陀市の復興案を考えるというテーマで、麻生
セメント会長の麻生泰さん、現地IT企業の創設者であるJüri Kaljundiさんを審査員に迎え、各々が最終プレゼンテーションを行いました。
↑ 最終プレゼンテーションの様子
最後に
以上が、エストニア留学プログラムの中で過ごした私の二週間です。このエストニア留学を通じて、語学やソーシャルアントレプレナーシップについて学べたことはもちろんのこと、同じ志を持った信頼出来る仲間を作れたことが何よりの良い体験でした。
この記事を見て興味を持たれた方は、是非エストニア留学プログラムへ参加してみてください。




