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    「気候変動の未来」(上級・11月の集中講義)

    2018年10月9日

    「上級」の『その他(広域教養科目 )』対象科目に、新しい科目が登録されました。
    上級を修了するためには、『その他』対象科目より3単位取得する必要があります。

    「気候変動の未来 Our Climate Future」

    コースの概要:
    2015年に採択されたパリ協定では、175ヵ国が産業革命前からの世界の平均気温上昇を2度未満に抑えることが合意された。本コースでは、気候変動に関する課題と今後の可能性について、国レベルおよび国際レベルでの技術、政策に関する選択肢について学ぶ。
    本コースでは、エネルギーに関連した技術、政策およびそれに対する気候変動への影響について学ぶ。具体的には以下の通り。
    (1) 分散エネルギーシステムについての、国,地域、セクター、文化的視点等の観点からの理解。
    (2) エネルギー選択が気候変動に与える影響、また、エネルギー保障、環境汚染、経済的競争力の優先順位の考え方についての理解。
    (3) 気候変動対策のためのレジリアンス強化のための行動の可能性についての理解。

    シラバスOCW
    講義日程:11/12 (月)・ 11/15 (木)・11/19 (月)・11/22 (木)
    講義時間:10:45-14:50
    講義室 :S512 :11/12 (月)・11/15 (木)(後半の講義室は後日連絡)
    使用言語:英語
    科目コード:LAW.X427 

    講師: Dr. Frank Hiroshi Ling
    講師プロフィール:
    Anthropocene Instituteエネルギー担当研究員,東京大学客員研究員。フランク・リン博士は,サンフランシスコと東京を拠点とし,アメリカやアジアの国々で,これまでアジア開発銀行等のコンサルタント,地球環境戦略研究機関研究員,茨木大学研究員として活躍してきました。リン博士はこれまで気候変動関連の出版物”Climate Smart Development in Asia: Transition to Low Carbon, Climate Resilient Economies”の編集を担当し,” The Energy Revolution Will Save Japan”を共著で出版しました。また,気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第5次報告書第3作業部会『気候変動2014 – 気候変動の緩和』および2018年10月8日に発行された同パネルの特別報告書の査読者でもあります。
     

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